皆さんは本を読むときに「栞」を使いますか?


私は、超が付くほど・自他ともに認める

めんどくさがり屋なので、

本についている「栞紐」を使います。

時々、ハードカバーでも栞紐が付いていない本がありますね。

(すごーーーく不満!!)

ただ、新潮文庫だけは、栞紐を付け続けるそうです

でも、世論では「栞紐が邪魔」だと言う意見も多いようです。


さて。

「村上春樹・騎士団長殺し を読む」のシリーズです。

この物語は、ある男が主人公です。

その男には、妻がいます。

物語の冒頭で、男が妻に
「あなたと一緒に暮らすことはこれ以上出来そうにない」と言われます。

それは男にとっては予想もしない通告でした。

強い無力感に襲われた男は、妻と一緒に住んでいたマンションを出ます。

数か月の家出を経て、別の新居に住み始めてから、

妻に電話を掛けます。






妻:「ねえ、今どこにいるの?」

妻:「ねえ、最初にデートしたとき、私の顔をスケッチしてくれたことを覚えている?」

(男の職業は、肖像画家です。)

男:「覚えているよ」

妻:「ときどきあのスケッチを引っ張り出して見ているの。

   素晴らしくよく描けている。ほんとの自分を見ているような気がする。」

男:「ほんとの自分?」

妻:「そう」

男:「だって毎朝、鏡で自分の顔を見ているだろう?」

妻:「それとは違う」
  「鏡で見る自分は、ただの物理的な反射に過ぎないから」

私は電話を切ってから洗面所に行って、鏡を眺めてみた。
そこには私の顔が映っていた。
自分の顔を正面からまともに見るのは久しぶりのことだった。
鏡に見える自分はただの反射に過ぎないと彼女は言った。
でもそこに映っている私の顔は、どこかで二つに枝分かれしてしまった自分の、
仮想的な片割れに過ぎないように見えた。
そこにいるのは、私が選択しなかった方の自分だった。
それは、物理的な反射ですらなかった。




ここまでで冒頭から56ページです。

<選択しなかった方の自分>ってところで、

私、考え込んでしまいました。

それで、

今までの村上春樹作品を読み解くヒントがドバーッツともらえたような気がしました。


それから、

私が、今まで、「選択してこなかった方の自分」について考えてみました。

人は誰でも、たくさんの、いろんな場面で、大事なものや・ちっぽけなものの、

選択をしながら生きていく。

さて・その・選択をしなかった方の自分は・いったいどこにいるんだろう?

選択をしてきた方の自分は、本当にリアルの自分なんだろうか?

誰かを知らないうちに傷つけたり、

知っていながら傷つけたり、

それでも選択しながら、生きる。


うーーーーん、ほとんど落ち込むぐらい、暗ーく考えていました。


私、本当に雑なので、ポイポイ選択してしまうんですよね。

選択についての反省はしていないんだけど、

選択をしなかった方の自分については全然考えたことなかった。

選択をしなかった方の自分がいっぱい集まって、

村上春樹の「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド

の「影」になってんのかな、って思ったりした。



<選択をしてこなかった自分>と言うのが、この物語の大きなテーマなんだな、

と、今回読み返して初めて気づきました。


改めて、ワクワクしながら読み進めています。

何度もこうやって深く読めて、本当に面白いぜ。

ぜひ読みたまえ!!







八ヶ岳のすぐ麓に住んでいるのに、全然山に行く時間が作れません。

 山登りしたい。

(たとえ、登り始めて100歩で<もうやめたい>と思っても)w


八ヶ岳山麓なので、地元のスーパーには

<これから登山>的なザックを背負った方々が時々います。

そんな方々を、羨ましくじろじろ(遠くから)見たり

山に登った方々のSNSを見たりして

よだれを垂らしたりしているわけです。


さて、長男の学校行事があってイソイソと行きました。

高校生なんだから、学校行事も何だか・・・って思います?

そうですよね、私、長男の中学の学校行事は全然参加しなかったんです。

だけど、この高校だけは、イソイソと行きたくなるんですよ。

なぜなら、

学校が!!

坂の!!

上にあるから!!

(ただそれだけの理由?)

(いやいや、それだけじゃないさ、もちろん 汗)

登り切ったら、この景色!!!

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通学路は、息も上がる坂道。

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ちょっとした<登山気分>を味わえるので、

すごーく気持ちいい。

ありがとう、息子!!

息子が通ってなければ、来なかったもんね、この場所。


あんな重たそうなリュックを背負って、毎日この坂を上っている君は

ちょっと偉い!!

今度は、文化祭だー。

楽しみ(^^♪


















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